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音声入力

 こういうブログを書いていていつも思う。キーボード入力でなくナゼ音声入力が出来ないのであろう?
わたすは苦手なのだキーボード入力が。いまだかつてブラインドタッチが出来ない。出来るのはAとSとD、Wぐらいだ。20年もやっているのにだ・・たった4〜5行の文を書くのに20分以上掛かる場合もある。
 しかし音声入力には問題もある。イントネーションだわ。わたすの場合、和歌山の紀南出身なので独特のイントネーションがある。「ざじずぜぞ」と「だぢづでど」の違いがあやふやなのだ。聞いてもよく違いが分からないし、当然、しゃべっても同じなのだ。ぞうさん(象さん)のことを どうさん と発音してしまうようだ。これには妻が苦言した。「子供の前でその どうさんはやめてよね」と。当時は周りはシャレでしゃべっているのかと思っていたらしい。どうさんのジョークの説明をしていると“斎藤 道三”の事かと思ったという人もいた。普通はジョークにもならない違いなのである。でも音声入力で道三と訳されても良い。後で手入力修正するから。キーを打っていてもハテどっちだったのかと迷う時もある。「なぜか」なのか「なでか」なのかはしょっちゅうミスる。だから時間が掛かるのだ。
 27の時、イラストレーターのNさんと打ち合わせしている時にいきなり言われた「あなた和歌山県南紀の出身の人でしょう?」驚いた 関西弁など全然使っていなかったので「何で解るの?」と聞けばダ行とザ行があやふやだからと言った。彼の友人に同じ郷里の人がいて同じイントネーションだと言う。でも、紀南の人達はそれがイントネーション違いだと思っている人は殆どいないのが面白い。妻に聞くと「あなたのお父さんもお母さんもそれほど感じなかった」と言う。わたすは特にひどいのかも知れない。父は紀北生まれで東京育ち。母は矯正したのだろうか? なぜ父親は私に注意しなかったのだろう? 痛切に困るのはキー入力する時だ。これは参りますよね南紀人よ。
 これだけ書くのに小一時間も掛かったではないか。人生の無駄遣いじゃ。早く音声入力装置を開発してくれ技術者達よ。