ホームページ http://mamo-007.sakura.ne.jp

趣味な時間

 修学旅行などで車両の中、周りの友らがゲームに打ち興じてる時、車窓からの風景を見ていた。飽きないのである。
幼い頃から景色を眺めるのがこよなく好きだし、流れて行く風景も好き。唯一例外なのは新幹線ぐらいだ。あれは「つまらん」。夏休みのある日、家の前の松の木に登って海を行く巡航船を見ていた。幸せな時間だった。
 旅行が好きだし移動するのも好きだった。はたち前後はよくヒッチハイクもやった。今でも登山のアプローチの時、いい歳こいてやる場合もある。「すみませ〜ん○○登山口まで行きたいんですけど途中までで良いですから乗っけてもらえませんかねー」と。ローカルな地では駅にタクシーが無いところも多い。
 はたちの頃は1万円あれば10日間旅行が出来た。一日千円で計算し残り3千円有れば3日旅行できた。
一番贅沢な宿がユースホステルだった。で次が寺で駅だった。寺など当時でさえ仲々泊めてもらえなかった。本来、寺の役目は困った人に施しをする所ではないか。テントは持って無かったからさすがに野宿はしなかった。当時ユースホステルが2食付きで650〜700円ぐらいだった。夕食後のミーティングは今でもやっているのだろうか? あれはチョット‥‥わたすには辛かった。

 ヒッチハイクしていた時に持っていった地図だがヒッチするのに何故に鉄道路線地図しか持っていかなかったのか今考えると理解に苦しむ。東北新幹線すら載っていない。てゆーか走ってない。
 当時の国鉄の駅は今と違い終電が終わっても待合室から閉め出されるってことは無かった。
地方に友達がいると助かった。只で下宿に泊まれたから。アポ無しで住所だけを頼りに尋ねると留守だったりで4時間ちかく待ったこともあった。
 27歳の時バイクを買った。旅スタイルが一変した。